・L型ダクトとは
壁面取付タイプや横壁面取付タイプのレンジフードに使われる部材で
排気を天井からではなく壁を通したい場合に必要な部材です。
通常レンジフード排気口は上を向いているので
L型ダクトを取り付けることで
横方向に排気できるようにします。
富士工業、アリアフィーナ、アリエッタなどはLD-15というL型ダクトを
ヤマゼンクックフードルはSLP150というL型ダクトを使用します。
・フード、防火ダンパー付フードとは
フードとは
レンジフードで吸い込んだ空気を吐き出す、屋外部分に取り付ける部材です。
雨の進入や鳥、虫の侵入を防ぐために使用します。
金網付、防鳥網付などがございます。
防火ダンパー付フードとは
火災が拡大しないように使用される機構付のフードです。
火災時にダクト内の温度が上昇すると自動的にダンパー(羽状の部分)が下がる仕組みになっており、
ダクト内を流れる火災や煙を遮断します。
レンジフードのオンとオフと連動して排気口のシャッターが自動的に開閉します。
運転停止時はシャッターが閉まりますので外気の進入を防ぎ、冷暖房の効果も損ないません。
線路の近くなど騒音が激しい場所にも有効です。
近年では高層マンションやコンクリート打ちっぱなし住宅の増加などにより
家の窓やドアの隙間が小さい高気密住宅が増えております。
高気密住宅で通常のレンジフードを使用すると
室内の空気を排出するため室内の圧力が低下し
ドアが開きにくくなったり、騒音などが発生いたします。
そのために同時給俳ユニット付のレンジフードを使用します。
こちらのユニットを使用することで
レンジフードより空気を排出する際に同時に外気を取り込むため
排気の力もアップし、室内の換気、室内圧力の低下を防ぎます。